【美容室 求人】美容室の求人成功法を徹底解説!採用獲得単価を下げる方法3選

あなたの美容室の求人採用はうまくいっていますか?
今回はかなり近年課題に必ず挙がる「求人採用」について解説していきます。

美容室の採用の現状


まず、職業全体の有効求人倍率を見ていきましょう。有効求人倍率は令和4年12月で2.39倍と言われています。

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30448.html


美容業界も想定ですが、1.5倍〜2倍くらいは平均してもあると考えられます。
また採用単価も年々高騰してきており、エリアによっても差はかなりありますが、新卒の採用獲得単価で10万円〜50万円程度、中途スタイリストになると、15万円〜60万円程度になります。

また、求職者側もWebだけでなく、SNSなども台頭したことにより、情報源が複雑化しており、迷子状態になっていたり、そもそもタッチポイントをいくつもの媒体を通して作らないと選ばれることはなくなります。

求人掲載媒体に月額出しているだけで、簡単に求人がうまくいくなんてことはありません。もちろんそれも大事ですが、いくつもの媒体を使ってあなたのサロンをPRしていかなくてはなりません。

求職者側も情報過多かつ情報の流れ流スピードが速いため、広告やSNS発信でタッチポイントを作れたとしても、あなたのサロンがどう良いのか、端的に伝える必要があります。

私自身、サロン様の求人周りのサービスのアドバイザーやコンサルタントをしてきた経験から美容室の求人を成功させる方法を解説していきます。少しでもお役立ちできたら嬉しいです。

採用成功ステップ①自社SNSの運用

1番コストがかからず、採用活動をすることができます。大半の美容師さんはInstagramを利用して、サロンを知りますし、比較検討をする際に必ず見る媒体になります。

また、ナチュラルにサロンの雰囲気やスタッフの雰囲気を伝えることができるため、広告感なく、採用につながる可能性が高いです。
サロンの本来の雰囲気をかなり知った状態で求職者も流入してくるため、マッチング率が高く離職の確率も低い傾向にあります。(実際のサロンの雰囲気とSNSにギャップがあると離職します)

ヘアスタイルを投稿することも一つですが、サロン内の雰囲気、考え方、スタッフの方の表情が伝わる投稿が効果的です。
働く職場や人間関係を重視して、サロンを選ぶ傾向が近年は強いため、それらが伝わる投稿づくりが鍵になります。

採用成功ステップ②学校訪問

新卒獲得の要素が強いですが、学校に頻繁に訪問し、学校の先生に自社の強みをアピールすることはすごく大切です。
学校の先生も自身の生徒をいいサロンやその子に合うサロンで成長してほしいと心の底から思っています。

近年の学生の傾向として、サロンを決めきれず、学校の先生に相談に来ることが増えており、学校の先生からの推薦が決め手になることも多々あります。
取り組み内容が良いものであれば、先生方としてもそのサロンに推薦することもあり、結果的にリクルートにつながる可能性が高くなります。

学校の先生とはこまめなコミュニケーションが必要となります。
また近年は学校の対応としても多数のサロンからアプローチをかけられているため、差別化を考えて提案する必要があります。

ちなみにアイラッシュサロンやネイルサロンからはあまりアプローチがないため、穴場です。

採用成功ステップ③広告運用

どこの広告媒体に出稿すればいいか?というご相談をよくいただくのですが、網羅的にやるに越したことはありません。
Meta広告、リスティング広告は最低限押さえておきたいところです。

ただ、広告運用に関してはクリックしたその先のページのクオリティも重要になってきます。
大体多くの企業様はHPに遷移させることが大半ですが、それでは成約は相当困難になります。

まずユーザーの行動から分析するとHPのような複数ページある媒体に遷移すると、必ず他のページに遷移し、HP内を回遊します。
みなさんもご経験あるのではないでしょうか?美容室であれば、最初の入口は求人ページだったとしても、例えば施術メニューのページにとび「料金はいくらなのかな?」など回遊していくと思います。また、ブログ記事を読んだり。

そんなことをしていくと、次は面倒になって、ページを閉じてしまいます。
結果的に求人ページに飛ばした意味はなくなってしまい、広告効果は悪くなる一方です。

これがよく、広告がうまくいかない1つの理由となります。

では、どうすればいいか?というと、求人専用のページを作る必要があります。
他のページに遷移することができない、専門ページです。そういったサイトのことをLP(ランディングページ)といいます。

LPの重要性とは?

具体的に弊社クライアント様の制作したLPをご覧ください。ハンバーガーメニューなどもなく、その他ページに遷移することはできません。この先の遷移先は公式LINEとなっています。公式LINEで刈り取りを行い、サロン見学や実際の採用活動を行っていきます。

LPの認識としては「Web上の営業マン」だと思ってください。
とにかく、そのサービスや企業の魅力を伝える専門の営業マンです。
HPとLPとでは成約率は2,3倍は変わります。広告の費用対効果が明らかに変わってくるため、確実にLPは広告運用とセットで必須になるツールです。

HP上にLPのようなページを作られている企業様はちらほらありますが、単一の専門ページを作られている企業様はまだまだ少ない現状です。
ですが、作らないと確実に広告運用をした際の広告費用対効果は上がることはないでしょう。

結果に結びつくLPづくり

基本的なLPができあがるまでのステップとしては
1、ワイヤーフレーム作成
2、デザイン
3、コーディング
4、サイト上にUP
という流れで完成します。

ただ、どんな流れで、どんなコピーライティングで、どんなデザインを組むかで成約率は大幅に変わってきます。例えばですが、ファーストビューのコピーライティングを変えるだけで、成約率が1.5倍変わるなんてこともあります。
ここにLP制作のすべてが詰まっています。

LPを作る上での、とにかく大切なことは「ユーザーがどうしたらわかりやすく、商品をより魅力的に感じるか」
これに詰まっています。

せっかくここまで読んでいただいた方に少しだけそのノウハウを公開したいと思います。まず作る前に自社の商品やサービスをLPにする前にこのフレームワークを使って考えてください。

マーケティングの基本の「キ」である部分ですね。これらをもとにコピーライティングも考えますし、デザインも構築していきます。
ある意味、これがすべての屋台骨となります。これらがブレるとコピーライティングもブレますし、デザインもブレます。
よってユーザーに伝わらず、成約しないLPができあがります。

ただ!!!ここですごく重要なことをお伝えします。

LPは常にPDCAを回し、改善点を探し、ブラッシュアップさせることで正解を作っていきます。
いきなり作ったLPがポンポンとうまくいくわけではありません。また、使う広告媒体によっても大きく異なっていきます。

わかりやすく言うと、Instagramの広告とGoogleのリスティング広告とではユーザーが大きく異なります。
Instagramでは暇つぶしに見ていたところに広告が出現しますよね。ただ、Googleリスティングではユーザーは自ら検索している状態となります。
ユーザーの心理状態が大きく異なるため、同じLPでも成果は大きく変わります。そのため可能であるなら、広告媒体ごとにLPを変える、なんてこともした方が理想的です。(ここは社内リソースや予算感によっても変わりますが)

少し熱くなって、語りすぎましたが、LPはマーケティングのすべてが詰まったWebページです。成果に直結するため軽視してはいけないツールとなります。

弊社では美容業界に特化したLPづくりもしていますので、お気軽にご相談ください!
あなたの商品やサービス、企業をより魅力的に引き出します。
下記のお問い合わせより気軽にご相談ください!